アルミフレーム同士でも違うロードバイクとクロスバイク ~Giant Escape R3.1改と Cannondale CAAD9~
現在ワタシのメインバイクとなっているのは毎度おなじみGiant Escape R3.1とCannondale CAAD9なんですが,この二台,フレームがどちらもアルミ製という共通点があります。もちろん共通点というのはかなり乱暴な言い方で,単純に素材が似ているというだけであります。方やクロスバイク用のコスト優先大量生産フレームで,方やロードバイク用の極薄ハンドメイドフレームなわけですから,比較というのもやはり乱暴な話です。しかし,ここにきてホイールやコンポーネントがかなり似てきましたので,フレームだけでどれけだけ走りが違うのかを比べてみました。
クランク,スプロケ,RDはいづれもシマノのティアグラを使用しています。ただし,Escapeのフロントは50-34Tのコンパクトドライブを選択しています。ペダルはどちらもSPD。チェーンも同じ。ホイールはいずれもシマノWH-6700,チューブはパナレーサーR-AIR。タイヤもいずれも23cでCAAD9がMaxxisのFUSE,Escapeがミシュランのリチオン。どちらも8barぐらい入れています。
ロードバイクとクロスバイクとはいえ,ドライ ブトレーンはこのようにかなり共通していますが,では走りは似たようになるのでしようか。
平地巡航のトップスピードは大きくは違いません。これはEscapeにセンターバーをつけて,前面投影面積を減らしたせいで,ロードバイク並の空力を稼いでいる効果が大きいと思います。逆にノーマルのバーハンドルだけだとかなり違ってくるとは思いますが,ヘッド位置の高さ以外ではトップスピードに影響する要素は少ないと思います。
ただし,加速感は大きく違います。明らかにロードバイクCAAD9の方が反応がいい。かかりがイイってやつでしょうか。
直進安定性は大きくEscapeに分があります。長距離では精神的疲労が少ないです。逆にコーナーリングは圧倒的にCAAD9です。狙ったラインに行きますし,切り返しもクイックです。まあ,私の腕が明らかについて行っていませんが....
坂はCAAD9の方がエネルギーをロスせずに登れる感じがします。下り坂はEscapeの方が怖くないですw(Vブレーキは効きがイイw)
というぐあいに,同じホイールまで履かせて感じたのは,やはりかなり違うもんだなという感じです。自転車におけるフレームの特性というのはここまで影響するのかというのを改めて感じた結果になりました。
クロスバイク改造していってもロードバイクにはならないとはよく言われていましたが,確かにそのとおりでありました。ただ,これは悪い意味ではなく,クロスバイクのコンフォートな特性はフレームによるもので,パーツを変えてもその長所は生き続けるというところです。
個人的には五万ぐらいでもう少し軽量なクロスバイクフレームがあったらちょっと気になっちゃうな~という感じなのですが,まあ,ありませんわなw
シマノ ティアグラ SHIMANO TIAGRA RD-4600-SS リアディレーラー
- 出版社/メーカー:
- メディア: その他
シマノ ティアグラ CS-4600 10スピードカセットスプロケット 12-28T
- 出版社/メーカー: シマノ
- メディア: その他
シマノ ティアグラ SHIMANO TIAGRA BL-4600 フラットハンドルバーロードブレーキレバー 左右ペア
- 出版社/メーカー: シマノ(Shimano)
- メディア: その他
GENTOS(ジェントス) 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B
- 出版社/メーカー: GENTOS(ジェントス)
- メディア: スポーツ用品
- 出版社/メーカー: UNICO(ユニコ)
- メディア: スポーツ用品
キャットアイ(CAT EYE) セーフティテールライト TL-LD630 RAPID3
- 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
- メディア: スポーツ用品