Escape のブレーキは交換できるのか ~Shimano Diore XT 780~
えー,ブレーキといいますと,ロードバイクのキャリパーブレーキ,マウンテンバイクのディスクブレーキ,シクロクロスバイクのカンチブレーキとありますが,エスケープの場合には多くのクロスバイクが採用しているVブレーキというやつであります。
で,ブレーキをグレードアップしたいと思いましても,他の形式には基本的には交換できません。しいて言えばカンチブレーキに変更できますが,ドロップハンドルにでも変えない限り,カンチブレーキのメリットはあまりありません。
ですから,同じVブレーキでの交換,グレードアップということになります。ただし,エスケープに最初から付いているVブレーキはミニVブレーキというやつで,Vブレーキとは微妙にひきしろ(必要なワイヤーを引っ張る長さ)が違います。
基本的にはブレーキレバーごと交換することをお勧めします。
今回交換したパーツはShimano DIORE XT 780シリーズ のVブレーキユニット前後とブレーキレバー左右です。Vブレーキはあまり高くないので,これでも一万円前後で収まります。手持ちのFocus のマウンテンバイクには無印のDIORE 590が付いていますが,なかなかのフィーリング,造りでしたので,無印のDIOREでも十分だったのですが,価格差が3~4千円程度だったので,XTシリーズにしてみました。
ノーマルのテクトロ製Vブレーキです。ミニVブレーキと呼ばれているらしく,アームが少し短いです。たぶんひき代はキャリパーブレーキとVブレーキの間ぐらいじゃないかと思います。絶対的な制動力には不満はありませんが,あまり精度は良くないです。フィーリングもダメじゃないけど,ほめるほど良くはないかなというところ。
取り付けは,難しくはないです。ボルト外してつけ替えるだけ。ワイヤーのとり回しが面倒なだけです。レバーの交換も同様に,難しくはないけど面倒という感じ。
取り付け後のXT。さすがに質感がイイですね。見た目も締まります。
こちらはレバー。やはりオリジナルのテクトロのレバーに比べると質がイイです。
肝心の利き具合ですが,やはり絶対的な制動力は変わりはないです。ただし,タッチはかなり良くなります。ひいた分だけ効くという感じで,ドカンと効く感じはかなり抑えられます。満足度は高いと思います。
ブレーキで速くなるわけではありませんが,ストップアンドゴーの多い使われ方をするクロスバイクでは,ブレーキにチョット奢ってやると,グッと楽しく乗れますね。
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